タイヤの接地部のたわみの状態により、空気圧が不足していないかを点検します。なお、タイヤゲージがあれば、より正確に点検できます。 タイヤゲージが無い場合や自分でチェックすることが難しい場合は、行きつけの整備工場に気軽にチェックをお願いしましょう。 ※スペア・タイヤの空気圧も点検しましょう。 |
トラブル例 | 空気圧不足による燃費悪化 空気圧が不適正な場合、走行安定性が悪化 空気圧不足により、ハンドル操作が重くなる |
著しい亀裂や損傷がないかをタイヤの全周にわたり点検します。また、釘、石、その他の異物が刺さったり、かみ込んだりしていないかを点検します。 タイヤの接地面の片側だけや一部だけが異状に摩耗していないかを点検します。 クルマの下廻りから見ないと全周にわたってチェックすることは困難なので、整備工場で定期点検を実施して確実にチェックしてもらいましょう。 ※亀裂、損傷や異状摩耗したタイヤでの走行はとても危険です。早急に取り換える必要があります。 |
トラブル例 | パンク、バースト(破裂) スリップ 制動距離が長くなる |
バッテリの液量が規程の範囲(UPPERとLOWERの間)にあるかを車両を揺らすなどして点検します。 バッテリには寿命があるので、定期点検の機会等を利用して早めに交換しましょう。 ※メンテナンスフリーバッテリ(液の補充及び点検ができないタイプ)も、同様に寿命があります。 |
トラブル例 | バッテリあがり(エンジン始動不能) バッテリの破裂 |
溝の深さが十分あるかをスリップ・サインなどにより点検します。なお、デプスゲージを使用すれば残りの溝の深さがわかります。 スリップ・サインは、タイヤの溝の深さが1.6㎜以下になると現われます。 タイヤは負荷がかかる部分(一番使用している重要な部分)が最も摩耗するので、部分的に溝が減っている場合でも交換の必要性があります。 ※スタッドレスタイヤは溝の深さが50%まで摩耗すると積雪路・凍結路での性能が低下するので、タイヤの溝の深さが50%に達するとスリップ・サインが現れます。 |
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トラブル例 |
パンク、バースト(破裂) スリップ 制動距離が長くなる |
エンジン・スイッチをONにして、ヘッドランプ、テール・ランプ、ライセンス・ランプ、ブレーキ・ランプ、クリアランス・ランプ、バックアップ・ランプなどの点灯具合やウインカ・ランプの点灯具合及び点滅速度が不良でないかを点検します。フォグランプ付車はフォグランプの点灯具合も点検しましょう。 レンズなどに汚れや損傷がないかを点検します。 ランプ類は他の交通へ合図を送る重要な装置なので、必要な場合は整備工場でチェックしてもらいましょう。 ※ウインカ・ランプが球切れを起こすとメータ内のインジケータ・ランプ点滅速度に変化が生じます。 |
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トラブル例 |
夜間、悪天候時及びトンネル走行時等に前方視野が確保できない 他車への意思表示ができない |